示現流兵法

じげんりゅうひょうほう

公益財団法人示現流東郷財団

理事長

宗家 東郷重賢

所在地

〒890-0842鹿児島市東千石町2番2

電話・FAX

099-226-1233

稽古所

場所

示現流兵法所

日時

毎週土曜日

※詳細は代表者へお問い合わせください

示現流史料館

開館日

毎週金・土・日・月曜日

入館料

大人 500円
小・中・高生 300円

示現流兵法 

じげんりゅうひょうほう

由来

示現流兵法は、東郷藤兵衛肥前守重位を流祖とする薩摩藩独特の剣術で、重位は初め藩内で行われていたタイ捨流を学び二十数歳で極意に達した。


その後、天正十五年(一五八七年)第十六代太守島津義久公に従って上洛した際、天真正自顕流の奥義を極めた京都天寺の善吉和尚と邂逅し強いて教えを乞い修行すること半年有余、奥義の相伝を受けた時が二十八歳であった。

天正十七年薩摩に帰った重位は、屋敷内全部の木を打ち枯らすほど心技を練ること三年、タイ捨流と天真正自顕流の精髄を総合渾和して示現流兵法を編み出した。重位四十四歳の時、第十八代太守家久公より薩摩藩の剣術師範役を命ぜられ薩摩士風の振興に貢献するところとなった。

特徴

蜻蛉と呼ばれる独特の構えから激しい気合と共に打ち下ろされる示現流の太刀筋は、一旦刀を抜いたら攻撃こそ最大の防御とする、最初の一太刀にすべてをかける厳しさを伝えている。普段の稽古ではユスと呼ばれる硬い木を切ったものを木刀として用い防具は一切着けない。また、木刀を握ったら互いに礼を交わさない。敵に対するのと同じ心境に立つもの。


門外不出とされてきた示現流兵法は、当初そのままの姿で一子相伝され歴代の古文書(鹿児島県指定有形文化財東郷家古文書)と共に、現在第十三代宗家東郷重賢に伝承されている。
示現流の教えは、
一、刀は抜くべからざるもの也
一、刀は敵を破るものにして自己の防具にあらず 
一、一の太刀を疑わず二の太刀は負け
一、人に隠れて稽古に励む

とあり、基本理念は人を育成し鍛錬する哲学、思想を持った、出来うるなら不戦を目指す活人剣で薩摩武士の精神的支柱となってきたもの。

系譜

東郷藤兵衛肥前守重位
ー重方
ー重利
ー実満
ー実
ー実乙
ー実位
ー実明
ー重矯
一重毅
ー重政
ー重徳
ー重賢